占星術のきほん
太陽・月・アセンダント。三つの入口から読む。
ひとつの星座で、すべてを説明しなくてもいい。出生図に登場する三つのことばを整理します。
太陽は「大切にしたいこと」を考える入口
西洋占星術では、太陽は自分らしさや表現の方向を象徴するとされています。ただし、それは科学的に測定された性格の分類ではありません。「自分はこのタイプだ」と決める前に、最近、自然体でいられた場面をひとつ思い出してみましょう。
月は、安心できる時間への問い
月には、感情や慣れ親しんだ反応という意味が重ねられます。ノートには「何をしたら落ち着いたか」を具体的に書いてみてください。誰かとの会話、帰り道の景色、ひとりで過ごす時間。一般的な解釈よりも、まず自分の経験を手がかりにします。
アセンダントと出生時刻
アセンダントは、生まれた瞬間に東の地平線から昇っていた黄道上の位置に関係するものです。計算には出生地と正確な時刻が必要です。日本で生まれた場合も、記録の時刻と当時の時刻制度を確かめることが大切です。時刻が不明なら、不明であることを前提に読みましょう。
三つの欄をつくってみる
紙を「大切にしていること」「安心すること」「新しい場面での自分」に分け、最近の出来事を一つずつ書きます。出生図を計算しなくてもできる練習です。解釈がしっくりこないときは、無理に自分を当てはめなくてかまいません。